お菓子作り𓈒 𓂂𓏸生クリーム
今回は生クリームについてです。
まず、生クリームには動物性と植物性の2種類があります。
植物性
植物性油脂に乳化剤を加えて、
クリームのように加工したものです。
ホイップクリーム、フレッシュとも呼ばれます。
泡立てると真っ白なのも、特徴です。
また、日持ちも長いです。
味はさっぱりスッキリしています。
動物性
生乳、牛乳由来のものです。
泡立てるとほんのり黄色みがかってるのが特徴です。
日持ちは短く、味はコクがありクリーミーです。
立てすぎると分離してしまいます。
分離しても立て続けるとバターになります。
乳脂肪分
生クリームにはパーセンテージがあります。
生クリームは牛乳から水分を抜き、
乳脂肪分を高めてつくります。
高ければ高いほど分離しやすく、濃厚なクリームです。
レシピとピッタリ同じパーセンテージのものでなくても、近いものを選ぶと良いです。⸝⋆⸝⋆
お菓子作り𓈒 𓂂𓏸特性
今回は材料の特性についてです。
お菓子を作るには色々な材料を
組みあわせて作りますよね。
つまり、それぞれの特性をかけあわせて
食感や質感の違いを作り出します。
砂糖
砂糖は熱で溶ける性質を持っています。
温度が上がれば上がるほど色づく
というのも特徴です。
また、親水性なので防腐剤効果もあります。
たまご
熱で固まる性質を持っています。
卵黄·卵白ではその温度が違います。
そして、卵黄は親油性で
水と油を馴染ませてくれます。
卵白は空気を取り込み、
それを維持してくれるので
メレンゲができあがります。
バター
サクサク食感に繋がります。
- クリーミング性
空気を取り込む性質です。
- 可塑性
柔らかくすると形が変わることです。
温度によって個体から液体にかわるのも
可塑性のひとつです。
バターはこの3つの特性を利用しています。
また、1度溶けたら元には戻りません。
冷やしたら固まりますが、特性は戻りません。
つまり、溶かしすぎたら
新しいものを使いましょう!
今回紹介したものは1つで色んな性質を
持っています。
作るものによってそれを活かして、
お菓子作りをしましょう⸝⋆⸝⋆
簡単なお菓子𓈒 𓂂𓏸生チョコ
今回は簡単に作れるお菓子をひとつ紹介します。
材料は3つです。
生チョコ
- チョコレート 200g
- 生クリーム 100cc
- ココアパウダー 大さじ1
チョコレート2に対して生クリーム1
たくさん作りたい場合は400g.200cc
のように2対1で増やしてください。
ココアパウダーはまぶすだけなので
はかる必要もありませんが、
だいたいこれぐらい使うかな。という量です。好みで増減してください。
- チョコレートは細かく刻みます。
板チョコを使う場合は手でパキパキおるだけでも大丈夫です。
これは溶けやすくするための作業なので、最終的に溶ければOK。
チョコはボウルにいれておきます。
2. 鍋に生クリームを温めます。
沸騰直前でとめます。
沸騰直前とは小さい泡がプツプツしてくるぐらいです。
3. チョコレートのボウルに温めた生クリームを入れ、
生クリームの熱でチョコレートを溶かしていきます。
生クリームを入れてから少しだけ放置してください。
ジワジワ溶かす感覚です。
放置している間に生クリームを温めた鍋を洗ってしまいましょう!
4. チョコがじんわり溶けてきたら、
空気を入れないようにゴムベラで馴染ませましょう。
ラップをしたバットなどに流し、
冷蔵庫で1時間ほど冷やし固めます。
5. 温めたナイフで切り、ココアパウダーをまぶして完成です。
つまり、
温めた生クリームでチョコをとかして
ココアパウダーをまぶすだけ
です!
チョコレートを湯煎で溶かす方法もありますが、
チョコレートに水が入るのは失敗の原因になります。
また、温かいチョコに冷たい生クリームが
入ると分離しやすくなるので、
生クリームを温めた方が失敗のリスクが少ないです。
是非チャレンジしてみてください⸝⋆⸝⋆
お菓子作り𓈒 𓂂𓏸凝固剤編
今回は生菓子を作るときの凝固剤についてです。
凝固とは液体をプリンやゼリーのように固めることです。
プリンもゼリーも元々は液体で
プルプルとした食感のお菓子ですよね。
でもこの2つは固め方が全く違います。
凝固剤
- プリン
プリンは卵と牛乳と砂糖が主な材料です。
卵は火が通ると固まる性質があります。
ゼラチンを入れて固める場合もありますが、
基本的には
卵の凝固の力を使ってプリンが出来上がります。
- ゼリー
ゼリーはゼラチンと
フルーツジュース(液体)が主な材料になると思います。
ゼラチンは動物性の凝固剤です。
動物性はフルーツで分解されてしまう場合があるので、
フルーツゼリーはゼラチンでは失敗する時があります。
そんな時は寒天などの植物性の凝固剤を
使うとちゃんと固まって失敗しません。
- ムース
ムースはゼラチン+メレンゲか生クリームで固めます。
メレンゲも生クリームもふわふわの
空気を含んだ物体ですよね。
なのであの口どけの良いムースが出来上がります。
凝固剤もそのお菓子に向いているものを使うことが望ましいです。
特にゼラチンは温度が高すぎると失敗します。
フルーツも使えないものがあるので、
きちんと見極めることが大切です⸝⋆⸝⋆
手作りお菓子のいいところ
今回は手作りお菓子のいい所を紹介します❁⃘*.゚
正直、お菓子作りってめんどくさいですよね。
でも自分で作ると自分好みのカスタムができるようになってきます。
そして、体に良くない添加物がほぼ入らないのです。
つまりお子様にも優しいお菓子が出来上がります⸝⋆⸝⋆
自分好み
- 子供が喜ぶお菓子作り
自分好みに作れる。とは、
お子様が好きなキャラクターのクッキーが作りたい!
ハートをあしらった可愛いパウンドケーキ
なら喜んでくれるかも!
など、
お店で買ったらちょっと
高くついたりするようなものが自分で作れるようになるのです。
- ちょっとしたプレゼントに。
ちょっとお返しに。
など焼菓子を買ってプレゼントした事あると思います。
意外と高くついた...。なんてことありますよね。
材料を全部揃えると高く感じますが、
バターや砂糖、粉は
1度で全部使い切ることは少ないと思います。
また、保存も効くのである程度ならまたお菓子が作れます。
普段お料理をしている人なら、
無塩バターだけ買ってこれば出来ちゃうかも。
なんてこともありえますよね⸝⋆⸝⋆
ちゃちゃっと作ってプレゼント⑅⃝オシャレですよね⸝⋆⸝⋆
まだまだいいことは沢山ありますが、
趣味のひとつになると考えると、
お菓子作りに挑戦してみるのもいいのでは𖤣𖥧𖥣。
お菓子作り𓈒 𓂂𓏸焼き方編
今回はお菓子の焼き方についてです。
焼菓子といえば
フィナンシェ
クッキー
パウンドケーキ
など色んな種類がありますよね❉
例えばクッキーとマドレーヌではまず、
見た目から違いますよね。
サクサク系としっとり系なので温度も時間もかわります。
配合が違うので時間や温度が違うのは当たり前のことです。
温度と時間
- 180度以上
短時間:強火でサッと仕上げるイメージです。
クッキーなどさくっとしたものが多いです。
長時間:じっくり焼き上げるのでパウンドケーキなどの重ためのものを焼きます。
- 180度以下
弱火でじっくり焦がさないように焼き上げるイメージです。
と、このように180度が基準となっています。
あくまで例ですので、
クッキーでもじっくり焼く場合もあります。
- 予熱
オーブン庫内を温めておく大切な準備です。
これをしないと時間通りに焼き上がらなかったり、
生焼けになったり失敗の原因になります!
レシピ通りの温度と時間で焼くことが大切です。予熱もしっかりやりましょう!
また、庫内でも焼き加減にムラが出ることがあるので、
途中で反転させたり、位置を変えるだけでも失敗が防げます⸝⋆⸝⋆
お菓子作り𓈒 𓂂𓏸失敗する理由
今回は失敗のポイントです。
失敗は技術不足というわけではありません。
温度管理やタイミングなど
難しい部分もあるとおもいますが、
計量ミスや、順番ミスなど
初歩的なことでも失敗に繋がります。
失敗ポイント
- 計量ミス
計量ミスは1g単位で起こりえます。
±5-10g程度では大失敗にはなりませんが
生地のキメが悪くなったり、
口当たりが悪くなったりと少しづつ影響がでてきます。
卵などではめんどくさかったり
もったいなかったり、、
抵抗が思いますがきちんと正確にはかりましょう!
- 温度管理
温度計があれば簡単に出来ますが、
家で作るだけでいらないや。
という人、たくさんいると思います。
細かく温度が記載されてるレシピでは
温度計を使うことが望ましいですが、
人肌や沸騰直前など、
わかりやすい表記のレシピを選びましょう!
もし新しく購入を検討する場合、
非接触温度計をおすすめします。
- タイミング
液体や粉を入れるタイミングも迷いがちだと思います。
レシピを見ている間に混ぜすぎてしまった、
焦がしてしまったなど。
そんなことが起こらないように、
一通りレシピは把握しておきましょう。
お菓子作りは面倒くさがらないことが大切です。
1g単位やレシピを忠実に守れば失敗も少なくなります⸝⋆⸝⋆